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  • 【セルフカラー】透明感が人気のヘアカラー「グレージュ」って?ブリーチなしでも失敗しない選び方から色持ちのコツまで
アッシュ系の髪色をして微笑んでいる女性 トレンド

【セルフカラー完全ガイド】
人気のヘアカラー「アッシュ」とは?
市販品の種類から自分に似合う
色の選び方、色落ち対策まで

トレンドの「アッシュ」系ヘアカラーに挑戦してみたいけど、「そもそもどんな色?」「市販品だとどれを選べばいいの?」と悩んでいませんか。この記事では、ヘアカラーで理想のアッシュヘアを叶えるための基本知識から、ブリーチの有無、肌の色に合わせた選び方、そして気になる色落ちを防いで長持ちさせるコツまで、知りたい情報を徹底解説します。自分にぴったりのアッシュカラーを見つけて、旬のヘアスタイルを楽しみましょう。

01 今さら聞けない「アッシュ」ってどんな色?

  • アッシュ系の髪色をして微笑んでいる女性
  • そもそもアッシュとは「灰色」のこと

    ヘアカラーで使われる「アッシュ」とは、直訳すると「灰色」を意味します。ただし、実際に髪を灰色に染めるわけではありません。ヘアカラー剤に含まれる青から青紫系の色素が、髪に独特のくすみ感と柔らかいニュアンスを与えてくれるのが特徴です。この絶妙なくすみ感が、おしゃれでこなれた雰囲気を演出してくれます。

日本人の髪の赤みを抑えて透明感を出してくれる

日本人の髪は、カラーで明るくしようとすると赤みやオレンジっぽさが出やすい傾向があります。これは髪の内部にある“赤みがかった色素”が、明るくする工程で表に出てくるためです。アッシュ系のヘアカラー剤に含まれる青系の色素は、この赤みと補色の関係にあります。補色同士が混ざるとお互いの色を打ち消し合うため、赤みが効果的に抑えられ、澄んだような色味が生まれるのです。

アッシュ系ヘアカラーが人気の理由

アッシュ系カラーの魅力は、なんといってもその「透明感」と「おしゃれな雰囲気」にあります。光に当たったときに生まれる軽やかな質感と、アッシュ特有のくすみ感が、一気に洗練された雰囲気を演出してくれます。また、アッシュ系のヘアカラーは、ヘアカラーをしている髪であれば、ブリーチなしでも発色がよく、元の髪色に近い色味になりながらほどよい透明感が演出できるので、派手すぎずナチュラルに垢抜けた印象を作れることも人気の理由の一つといえるでしょう。

02 失敗しないアッシュカラーの選び方

  • アッシュ系の髪色をしてこちらを向いている女性
  • パーソナルカラー(イエベ・ブルベ)で選ぶ

    自分に似合うアッシュカラーを見つけるには、パーソナルカラーを参考にするのがおすすめです。黄み寄りの肌を持つイエローベース(イエベ)の方は、少し暖かみのあるアッシュが肌になじみます。青み寄りの肌を持つブルーベース(ブルベ)の方は、青みや紫みを感じるクールなアッシュが透明感を引き立ててくれるでしょう。

理想の雰囲気やファッションに合わせて選ぶ

なりたい雰囲気や、普段のファッションに合わせてカラーを選ぶのも一つの方法です。例えば、フェミニンで可愛らしいスタイルが好みなら、ピンクやベージュ系のアッシュカラーが柔らかい印象にマッチします。反対に、クールでモードなスタイルがお好きな方は、グレーやブルー系などを選ぶと、より洗練された雰囲気が演出できるでしょう。

明るさ(トーン)で選ぶ

アッシュ系カラーは、色の明るさ(トーン)によっても印象が大きく異なります。市販のヘアカラー剤のパッケージに表示されている「仕上がりのイメージ」などを参考に選びましょう。一般的に、暗めのトーンは髪にツヤ感を与え、落ち着いた知的な印象になります。一方、明るめのトーンは、より透明感が際立ち、軽やかで華やかな雰囲気が演出できます。

髪の長さ(レングス)で選ぶ

髪の長さによっても、似合うアッシュの印象は変わってきます。ショートヘアやボブの方は、少し明るめのトーンのアッシュを選ぶと、髪全体の動きが強調されて軽やかな印象になります。一方、ミディアムやロングヘアの方は、暗めのアッシュで染めると、髪のツヤが引き立ち、上品で落ち着いた大人っぽい印象に仕上がるのでおすすめです。

03 アッシュカラーを長持ちさせるセルフケア

  • アッシュ系の髪色をして微笑んでいる女性
  • 色落ちの原因は毎日のシャンプーとドライヤー

    アッシュ系カラーの色素は、髪の内部にとどまる力が比較的弱いとされています。毎日のシャンプーで髪を洗うたびに、色素は少しずつ流れ出てしまいます。また、ドライヤーやヘアアイロンの熱も色落ちを早める原因の一つです。熱によって髪表面のキューティクルがダメージを受けると、そこから色素が流出しやすくなるので、できるだけ短時間で済ませることを意識するといいでしょう。

カラー当日はシャンプーを控えるのがおすすめ

セルフカラーをした当日は、できるだけシャンプーを控えるのが色持ちをよくするコツ。染料が髪の内部にしっかりと定着するには、ある程度の時間が必要になります。染めた直後にシャンプーをしてしまうと、定着しきれていない色素まで洗い流してしまう可能性があるため、最低でも24時間は時間を置くといいでしょう。

カラーシャンプーで色味を補充する

色落ちが気になり始めたら、カラーシャンプーを取り入れるのが効果的です。アッシュ系カラーの黄ばみを抑えたい場合は、紫色の色素が入った「紫シャンプー(ムラシャン)」がおすすめです。抜けてしまった青系の色味を補充し、きれいなくすみ感をキープする手助けをしてくれます。週に2〜3回程度、普段のシャンプーと置き換えて使うのが一般的です。

髪を乾かす時は熱ダメージに注意する

お風呂から出た後、髪を濡れたまま放置するのは避けましょう。濡れた髪はキューティクルが開いた非常にデリケートな状態であり、色落ちやダメージの原因になります。タオルで優しく水分を拭き取ったら、すぐにドライヤーで乾かすことが大切です。その際、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使うと、熱によるダメージから髪を守ることができます。

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04 アッシュに関するQ&A

セルフカラーでムラなく染めるコツは?

セルフカラーをムラなく仕上げるには、いくつかのコツがあります。まず、ヘアカラー剤は髪の量に合わせてたっぷりと用意し、ケチらずに使うことが大切です。また、塗る際は、髪が太く染まりづらい箇所からはじめるのが基本。えり足や後頭部からはじめて、次に頭頂部やサイド、続いて前髪、そして最後に生え際の順にヘアカラー剤を塗ることで、髪全体が均一に仕上がりやすくなります。寒い時期は、部屋を少し暖かくしておくと染まりがよくなります。

色落ちの過程はどんな色になりますか?

アッシュ系の色落ち過程は、元の髪色や使ったヘアカラー剤によって異なります。一般的に、まず補色として働いていた青系の色素が先に抜けていきます。すると、隠されていた髪の赤みや黄み(オレンジみ)が徐々に見えてくるようになります。最終的には、赤みを帯びたブラウン系の色味に落ち着くことが多いです。

05 まとめ

アッシュカラーの基本から自分に似合う色の選び方、そして長持ちさせる秘訣までをご紹介しました。この記事で得た知識をヒントに、たくさんの種類の中からあなただけのお気に入りを見つけてみてください。自分らしいアッシュカラーを味方につけて、これからの毎日がもっと楽しくなるような、素敵なヘアスタイルを叶えましょう。